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中国語コーチ直伝!HSK3級のレベルと一発合格するための勉強時間・おすすめテキスト【2021年最新版】

blankこの記事を書いた人
中国語学習コーチ
笠島 稚子


中国語コーチ直伝!HSK3級のレベルと一発合格するための勉強時間・おすすめテキスト【2020年最新版】
今日は笠島式中国語コーチングで今までの多くの生徒さんにHSK3級を一発合格で手に入れて頂いた経験を基に、HSK3級とはどんなレベルになるのか?や、一発合格するためのコツなどについてを大盤振る舞いしてお伝えしていきたいと思います^^

  • HSK3級に合格したい!
  • 初級レベルなんだけど何か試験を受けて自分の実力を確認したい!

というような方にとって、「一発合格を狙うぞ!!」という時、必見の内容になります。

ぜひゆっくりと読み進めてみて下さい♬

HSK3級の試験内容について

まず、HSK3級ってどんなレベル?ときっと気になると思います。

ですが、その前に、HSK3級の試験内容についてお伝えします^^

HSKには1級から6級まであって、1級が入門レベル、そして6級が上級レベルと、数字が増えていくにつれてレベルが高くなっていきます。

HSK3級の試験時間はトータルで、約85分間(1時間25分)あり、

①リスニング
②読解
③作文

の3つのパートに分かれます。

リスニングの試験内容

リスニングは、第1部分から第4部分まで4つのパートに分かれていて、問題数は各10題ずつ、計40題出題されます。時間は約35分間あります。

(※リスニング試験の問題は、それぞれ2回ずつ放送されます。)

「解答用紙記入予備時間」として5分間挟んだ後、次のパートの読解に移ります。

読解試験内容

読解については、第1部分から第3部分まで3つのパートに分かれていて、問題数はそれぞれ10題ずつ、30分間の回答時間が与えられています。

作文の試験内容

最後のパートである作文については、第1部分と第2部分からなり、問題数はそれぞれ5題ずつで、15分間の回答時間が与えられています。

合格ライン

リスニング、読解、作文の配点はそれぞれ100点、合計300点で評価されます。
3級では6割(180点)以上のスコアが合格基準となっています。

3級から受験する学習者が多い

HSK1級・2級に関しては、日本人学習者にとっては受けるまでもないくらい簡単なので、多くの学習者はHSK3級から受験をスタートします。もしくは、勉強時間にもっと時間を割ける方であれば、最初から効率の良い学習計画を立ててHSK4級を目指す方もいたりします。

関連記事→「HSK3級のレベルと一発合格するための勉強時間・おすすめテキスト

ですから、まずはあなたがいつまでにどれくらいのレベルを目指したいのか?
それを明確にしていくことが、「○級を受験しよう!」と具体的に動く最初の一歩に繋がるかと思います^^

HSK3級のレベルってどれくらい?

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その中で、ではHSK3級に合格すると、具体的にはどんなレベルがあると見なしてもらえるのでしょうか?

「国家漢弁」によるHSK3級のレベル

中国教育部に所属する公的機関であり、HSKのテストプラグラムを開発している機関である「国家漢弁」によると、HSK3級は、

生活・学習・仕事などの場面で基本的なコミュニケーションができ、中国旅行の際にも大部分のことに対応出来る。

とあります。

語彙数でいうと、600語程度をマスターしているレベルということです。

更に具体的に『発音』・『語彙』・『文法』に分けてそれぞれのレベルをお伝えしていくと、「国家漢弁」によれば、

まず『発音』については、

①ピンインに対して一定の理解があること
②ピンインに基づき熟知していない単語やセンテンスを読み上げることが出来る
③日常会話の中で、続けて変調などピンインの変化が起きるフレーズを聞き取ることが出来る
④日常会話の中で、発音・イントネーションを基本的に正しく発音することが出来る

レベルとされています。

次に、『語彙』については、

①450語程度の常用漢字を把握し、読む・書く・聞く・話すことが出来る
②文字の成分や漢字の部首を理解している
③文字の音・形・意味の更に進んだ識別が出来る
④フレーズの中の言葉の意味を基本的に理解出来る
⑤学んだフレーズを使って適切に表現出来る
⑥約900語の日常生活、学習、仕事に関する言葉を把握する

レベルとされています。

最後の『文法』については、

①常用能願動詞、介詞
②比較文の基本
③今、行われている事柄や行為を言い表す方法
④助詞の「了」の基本的用法
⑤「没有」を使った否定文
の理解と把握をすることが出来る

レベルとされています。

HSK3級のコミュニケーションレベルはどのぐらい?

最近は特に「最終的にはコミュニケーションスキルを身につけたい!」という学習者の方がとても多いので、HSK3級レベルのコミュニケーションだとどれくらいのことが可能になるのか、更に具体的にお伝えすると、

『リスニング』について

・日常生活もしくは中国語学習の中での簡単な会話や口述が理解でき、よくあるコミュニケーション的なフレーズや要望などを聞き取ることが出来て、最低限の生活や学習で使う基本的なニーズを満たすことが出来る。その中には下記の内容を含む。
1,日常生活や学習の中での会話や、簡単で短い発言の大意が理解出来て、会話や発言の中の基本的な情報を聞き取ることが出来る
2,会話の中の重要語句、フレーズを掴むことが出来る
3,個人の生活や経歴に関する簡単で短い会話を聞き取ることが出来る
4,一般常識的な簡単且つ直接的な問題を聞き取ることが出来る
5,雑談、一般的な説明または電話の会話の中の基本的情報を捉えることが出来る
6,簡単な物語のあらすじを理解することが出来る

『スピーキング』について

・簡単な対話に参加して、個人の考えや要望を基本的に表現し、少々複雑な文を模倣して作ることが出来る。よく知っている事柄や生活の中で起こることに対して、簡単に述べることが出来る。その中には下記の内容を含む。
1,アクセント、ポーズ、イントネーションまたはジェスチャーなどの方法を使って、話しの調子を高めることを把握する
2,簡単な日常の対話に加わり、個人の要望を述べる
3,日常生活及び学習の中のよく知っている話題について他人と簡単な交流、もしくは簡単に口述することが出来る
4,個人や日常生活及び学習の中でよくある事柄や活動または個人の経歴について簡単な描写が出来る
5,日常生活の中での事に対して明確な態度を取り、更にある現象や状況を簡単に描写することが出来る
6,簡単で短い物語を述べることが出来る

ということです^^

簡単に言ってしまうと、HSK3級に合格したら、日本の中学3年生もしくは高校1年生の英語レベルと同じくらいということになります。
また、冒頭の方でもお伝えした「中国旅行の際にも大部分のことに対応出来る」レベルと言うことになります。

相手の話しは分からないことも多いかもしれないけど、買い物やタクシーといった場面での簡単な会話は出来るということです。

つまり、中国語のシャワーを浴びながらも、その中で聞き取るべき単語を拾うことが出来て、中国語で最低限必要な意思表示をすることが出来る。

それをイメージして下されば良いと思います^^

具体的にイメージ出来ましたか??

さて、以上、HSK3級はコミュニケーションにおいて、上記のようなことが可能になるよということをお伝えしました。

しかし現状では、HSK3級に合格しても、テストではリスニングの点数が一番低い、学んだ文は読めるけど、なかなか話せないという声をよく耳にします。英語と同じく、読み書きが出来ても話せない人は多いです。

きっと「ペラペラ話せるようになりたい!」という方にとっては、HSK3級レベルはまだ初歩的な段階だと思いますが、3級合格までの学習段階では、文法の理解よりリスニングとスピーキングをたくさん練習したほうが大事です。

このレベルを疎かにしてしまっては次への着実なステップアップも望めません。ぜひ参考にしてみてください。

中国語検定だと何級レベル?

HSK3級は具体的にこれくらいのことが出来る!というのは上記の2でお伝えさせて頂きましたが、中国語検定でいうところの何級に相当するのか?ってよく分からなかったりしますよね。

以前は中国語検定を開催している日本中国語検定協会では、HSKと中国語検定のレベルをそれぞれの級に当てはめることは不可能としていたのですが(※)、そういったことを聞く方がとても多かったのでしょう。

※漢字文化圏に属し、幼時より漢字・漢語に親しんでいる日本人学習者を主たる対象とする「中検」と、国際性を重んじ大半が非漢字文化圏に属する世界各国の学習者を対象とする「HSK」とを比較することは困難である。

ついに、日本中国語検定協会でもHSKと中国語検定の比較表というのを公開しました。

それがこちらです↓
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この対比表によると、HSK3級は中国語検定の4級に相当するということです。

HSK3級は転職に役立つ?履歴書に書ける?

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では次に、HSK3級に合格したら、どんな良いことがあるのか?ということについても気になりますよね!?

もちろんHSK3級に合格したら、すぐに転職や収入UPに繋がったら最高!だとは思うんですが、中国語学習者の人口ってピラミッド型になっています。

その裾野が一番広いところがこのHSK3級になるので、この級を取ったからと言って、すぐに何かに活かせるか、といったら残念ながらそれは難しいでしょう。

では、このHSK3級を笠島式中国語コーチングを受けて下さっている生徒さんの多くはどう捉えてらっしゃるのかというと、HSK3級を「通過点」として考えていらっしゃる方が多いです。

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真の合格ラインは240点以上?

補足になりますが、更に厳しいコーチングの先生方はHSK3級をどう捉えているか?
というと、公式では180点が取れたら合格ということになっていますが、私たちの先生方は240点以上取らないと本当の合格として認めていません。

ですので、HSK3級はあくまで通過点!という認識で良いのですが、これから中級以上のレベルの力をつけていくには、まずはしっかりと240点以上の点数で合格を狙うというのがとても重要になってきますので、ぜひ疎かにせず、丁寧に取り組んで頂けたらと思っています。

ということで、履歴書に書けるか?ということについては、すぐに高評価を得られるかといったら難しいと思いますが、短時間で満点もしくは高得点を取って自信を付けながら次に繋げて頂きたいなと思います。

勉強時間に目安はあるの?

多くの学習者の方が、中国語はまず「発音」からスタートしていくかと思いますので、これはあくまでも目安ですが、

発音にまずは2ヶ月、その後、HSK3級までを3ヶ月程度と考えて、半年弱くらいで目指す

というのが現実的ではないかなと思います。

ですが、これも1日あたりどれくらいの学習時間を確保出来るかにもよると思いますので、一概にハッキリとは断言出来ないですが、あくまでも目安ということで参考にしてもらえればと思います。

HSK公式サイトによれば、HSK2級は大学で第二外国語として中国語を1年間勉強したレベルで、学習時間はおよそ80~90時間です。HSK3級はさらにプラスして、50時間位が必要です。
(※HSK3級の学習目安:「大学の第二外国語における第二年度前期履修程度」。一般的な時間数にすると135時間くらい。)

多くの社会人の方が、このHSK3級を目指す時、「実際に勉強していこう!」と思ったら、平日1時間・週末の土日で2時間ずつ、1週間にトータルで9〜10時間くらいの学習時間を確保するというのが現実的ではないかと思います。

そうすると、3ヶ月ちょっとでHSK3級に手が届くということになります。

今まで笠島式中国語コーチングを受けて下さった生徒さんを見てみても、実際にHSK3級に合格された方の多くは、上記の様な学習時間を取り3ヶ月くらいで合格された方が殆どでした。

ですので、上記の学習ペースをぜひ参考にして頂ければと思います。

ちなみに、話しは少し逸れますが、笠島式中国語コーチングでHSK3級に合格された方は、会話力が大学生や他校の学生さんよりも、断然高いというのも特徴です。

プログラムに参加される殆どの方が社会人になるので、例えば、通常大学の授業では文法の説明に大半を費やしますが、コーチングの場合、基本的にはマンツーマン指導で、高度にカスタマイズされた学習計画が立てられ、リスニングとスピーキングスキルの向上に時間を使うので、HSKだけではなく、会話力UPも同時に目指して頂いています。

HSK3級の勉強方法や対策

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勉強方法については、一概に「こういうやり方でやって下さい!」とお伝えしても、学習ペースやバイオリズムなどは人それぞれですから、画一的なやり方でこうして下さいね!ということはお伝えしにくい部分があります。

ですが、パターンとしては

「スピード」重視
「質」重視

の2つに分かれると思っています。

まず1つ目は、スピード重視で効率的なやり方で最短で合格したいという方。
2つ目は、多少時間がかかっても良いから自分のペースでしっかりと取り組みたいという方。

簡単に言うなれば、1つ目の方は「スピード」重視、2つ目の方は「質」重視、ということになるでしょう。

ですので、まずあなたはどちらで取り組みたいか?というのを決めた方が良いでしょう。

仕事の関係で期限がある方にとっては、有無を言わさず「スピード」重視を選択せざるを得ないと思いますし、逆に中長期的スパンで考えられる方にとっては、「質」を選択することも出来ますね。

では、その上で、それぞれ成果を出すためには、どんな勉強方法が適しているのでしょうか?

以下、上記の2つの視点での勉強方法を書いてみました^^

①「スピード」重視の勉強法

  • 基本文法への理解
  • 語彙に対するピンイン及び意味における理解力
  • HSK3級の試験問題の傾向に対する理解と対策

上記3点に取り組めば、240点越えの点数を叩き出すことは可能です。240点といったら、300点満点中、8割の点数を取っていることになりますので高得点ということになりますよね。

いかがでしょう?取りたいですよね!?笑。

ちなみに、HSK3級は独学でも合格出来ます。ですので、たとえ中国語において一番重要な「発音」をしっかり勉強出来なかったとしても、HSK3級はなんとかなるのですね。

ですので、インプット学習に力を入れて高得点を狙いにいきましょう。

②「質」重視の勉強法

さて、2つ目の中長期的なスパンでしっかりと取り組みたいという方にオススメなのが、こちらの「質」重視の勉強法です。では、「質」重視とお伝えしていますが、何を持って「質」と言うのか?もうちょっと具体的にお伝えしていきます。

これは私、笠島のイチ個人による見解になりますので、先生方によっても考え方は異なるでしょう。ですので、イチ参考意見として読んで頂ければと思うのですが、

「スピード」重視の勉強法の

  • 基本文法への理解
  • 語彙に対するピンイン及び意味における理解力
  • HSK3級の試験問題の傾向に対する理解と対策

上記3点に加え

  • 「発音」
  • 「リスニング」
  • 「作文」

にも力を入れていく勉強法のことを指しています。

もちろん「スピード」重視の勉強法でも、上記の「発音」「リスニング」「作文」の3点には力を入れますが、時間の関係上やはり限界があります。

中国語で一番重要なのは「発音」であるというのは先にお伝えした通りですが、ここにあまり時間を割かずに先に進んでしまうと、次第に自分の癖というのが付いてしまうのですね。

私たち日本人にとって、同じ漢字圏の中国語を学ぶということは、すでに大きなアドバンテージであることは間違いないのですが、文字である漢字に頼りすぎて、音としての中国語を聞いた時に聞き取りに苦労しているという方が多くいらっしゃるのは周知の事実です。

特に日本国内で勉強されている学習者の方にとっては、音で中国語を聞く機会もあまりないため聞き取れず、中国語の音声だけを聞くことに対して、恐怖心を抱いていらっしゃる方もいるほどです。

ですので、最初の段階から音として発音を学び、そこからリスニング練習に繋げていくということはとても重要なのです。

笠島式中国語コーチングでは、最初の段階ですべての発音を教えるのではなく、パズルを作るように少しずつピンインの声調や母音・子音を勉強して、数ヶ月間でストレスなく自然な発音を身に付けたりもして頂いています。

もしあなたが上記に挙げたような内容を疎かにしているのであれば、日々の勉強方法を出来るだけ早いうちに改善して頂けたらと思います。

過去問の有効的な活用方法

過去問については、試験対策の一環として、間違いなく利用した方が良いでしょう!
日本では、「スプリックス」という出版社が中国「国家漢弁」より独占権を取っており、テキストと過去問を購入することが出来ます。
>>HSK対策問題集販売サイト

このスプリックスの過去問のテキストには、5回分の問題が掲載されているので、過去問を解いた後、日本語解説の回答を読み、正解不正解をチェックしていって下さい。

もちろん最初のうちは問題に慣れるために、時間を測らなくても構いませんが、ここで特に注意して頂きたいことは、正解不正解をチェックした後、正解であれ、不正解であれ、問題に対し根拠を持って回答を導いたのか?ということがとても重要になります。

中には、ただなんとなく、この問題はこれが正解なんじゃないか?という半信半疑で、解くこともあるかと思いますが、この状態のままでは、仮に正解だったとしても本当の力が付いたことにはなりません。

本当の中国語力を付けるために、

【「根拠」を持って回答を導く】

ぜひこれを意識して頂きたいと思います。

正解の精度も上がり、根拠を持って答えられるようになった段階で、時間を意識し計測してリスニングから作文まで通しで過去問を解くということをしていきましょう^^

5回分の過去問だけでは足りないという方は、次に中国の大学の出版社が出している過去問に着手するのも良いでしょう。
スプリックスの日本語解説から、中国の出版社による100%中国語解説に移行することで、問題も解説もすべて中国語で理解することになるので、更に自信にも繋がるかと思います。

HSK3級の対策におすすめの市販のテキスト

HSK3級に一発合格するためにオススメのテキストがあります。

ちなみに、ここでちょっとだけ私の昔の中国語勉強法をお伝えさせて頂こうと思うのですが、私は北京師範大学で直接法(日本語を介在させずに100%中国語で学ぶ方法)で中国語を学びました。

入門から上級レベルになるまで中国北京にいたので、ずっと直接法で学んできたのですが、日本帰国後初めて日本語による中国語テキストに触れた時、今までなんとなくでしか中国語を理解していなかったことに愕然としました。つまり、ニュアンスの部分の100%理解がやはり直接法では限界があることに気がついたのです。

ですから、発音や文法については私は日本人学習者は日本語で理解をしていくことをオススメしています。
その方が理解も早いし深めることが出来るからです。

その上で、中国語の発音や文法の本質をシンプルに分かりやすく書いてあるテキストはこの2冊をオススメします。

(※ここで補足説明をしておきたいことは、今回のこの記事はHSK3級に一発合格するための記事になりますが、私は発音や文法の勉強方法は中国語検定に即して学習をするほうが良いと考えています。

1,「中国語検定対策3級・4級 文法編」 郭春貴著 白帝社

2,「日本人のための中国語発音完全教本」盧尤著 アスク出版

初級から中級レベルにかけては、出来るだけ多くの情報を取りにいくという勉強法よりも、シンプルにまずは中国語文法及び発音の全体像を理解し、一つ一つの文法項目(発音項目)を段階的に理解するということをオススメします。

今は情報過多時代ですので、検索すれば情報はいくらでも、しかも無料で手に入ります。

ですが、こんな時代に必要なのは、むしろ忙しい社会人でも簡単に理解出来る「本質」をギュギュッとまとめた1冊が、とても重要だと考えています。

ですので、私は上記2冊をオススメします。

また、忙しい社会人にとっては、学習アプリを使うのも有効です。なによりスキマ時間で取り組めるからです^^

HSK3級の対策におすすめの学習アプリ

HSKに直結したアプリとしては、有名な2つの学習アプリがあります。
今更という感もありますが、スキマ時間に取り組めるというのはやはり大きいです。
ですので、改めてご紹介したいと思います!

1,中国語検定HSK公認単語トレーニング

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2,HSK Online

HSK Online—中国語能力試験最適

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ダブル受験について

最後になりますが、ダブル受験についてお伝えします。

一日も早く「ペラペラ話せるようになりたい!」と思っていて、しかも時間的に余裕がある方は、ダブル受験に挑戦してみる!というのも一つの手だと思います。

中級以上のHSK4級以降になると、たとえば、HSK4級と5級のダブル受験や、HSK5級と6級のダブル受験は、1級1級のレベルの差にすごく大きな開きがあるので、現実的にハードルが高くなることから社会人の方にはあまりオススメしていません。

ですが、逆に、学生の方で時間的に余裕がある方は、挑戦してみるのも良いと思います。

今までこんな例もありました。会社でまとまった学習時間を確保して、その間集中して中国語学習に取り組んでも良いよと、仕事よりも中国語学習に専念する時間を与えてくれる会社さんで働く生徒さんがいたのです。

そういう方にとっては、ダブル受験というのはてっとり早く自分が目指す中国語力にたどり着ける方法として、選択肢の一つにあっても良いと思います。

今回はHSK3級について書いていますので、これをお読みの方で考えられるのは、HSK3級と4級のダブル受験ということになるかと思いますが、この2つの級に合格しさえすれば、一気に中級レベルに到達したことになるので、最短で中国語力を引き上げたい!という方はぜひチャレンジしてみてください^^

最後に

「これ一番重要かも・・」と思うことを最後に挙げたいと思うのですが、HSKを今後上手に活用していくために、一番最短で効率的なやり方というのがあります。

それは何かというと、「HSK3級にチャレンジしよう!」と思ったら、まずHSKの公式サイトの年間スケジュール(https://www.hskj.jp/schedule/)を確認し、自分のスケジュールと照らし合わせて、先にお申込みを済ませてしまうこと。

結局人って追い込まれないと、なかなか行動に移さないですから笑。

なので、敢えて自らそういう環境を作ることで自分を追い込んでしまうということが、結局は一番の近道だったりもします^^

「いつかやらなきゃ!」から「いつまでにやろう!」と決めるだけで現実は変わっていくものです。
ぜひHSKを通してあなたの人生がより充実したものに変わっていくことをお祈りしています。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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笠島 稚子(笠島式ビジネス中国語コーチング代表)

日本で社会人経験後、中国北京師範大学に留学。その後、現地大手日系企業にて、通訳や翻訳を経験。中国語学習歴10年以上の長く苦しい経験から、これから中国語を学ぶ方は楽しく短期間でマスターし、自分の活躍するフィールドを日本だけではなく、アジアにも広げて欲しい、そんな想いから笠島式中国語コーチングメソッドを開発。日本人学習コーチとネイティブ講師の業界初!のWサポートで、メンタル面と知識面両方の悩みを解決し、成果を出すプログラムを提供中。