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中国の人とより仲良くなるための会話法~会話に必要なのは〇〇力~

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中国語ウォッチャー・ライター
白圭HAKUKEI


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中国語の勉強も進んで中級~上級になると、中国の方々ともスムーズに中国語による会話も取れるようになると思います。

しかし、実際のところ「あんまり会話が弾まない」「会話が続かない…」といった事も実感として現れてくる頃だと思います。

「あんなに中国語の勉強をしたのに、中国の人たちと仲良くなれないの…?」と悲嘆に暮れてしまうケースもあるかもしれません。


しかし、ちょっと待ってください。

その問題、「中国語能力」だけの問題ではないかもしれません。

会話の基本は、語学力ではなく「社会理解力」

まず、中国の人たちと中国語で会話をする場合、必要なことはもちろん中国語能力です。

基本的な単語理解、文法、固定表現など、語学的なスキルが必要となります。

ちなみにHSKでは3級で「生活・学習・仕事などの場面で基本的なコミュニケーションを取ることができ、600語程度の基礎常用中国語及びそれに相応する文法知識」が求められており、その1つ上の4級では「中国語を用いて広範囲の話題について会話ができ、1200語程度の常用中国語単語を習得している」のが基準とされています。

では、一般に「1200語程度の常用中国語単語」で中国の日常会話ができるのでしょうか?

そもそも「中国における日常会話」って何を指しているのでしょうか?

次に、それについて考えていきます。

当たり前の話ですが中国は外国です。

したがって日本とは生活様式や「日常生活」において必ず出会う事柄や悩み、興味の方向性などが大きく異なっています。
そのため、同じ「日常会話」というキーワードでも、それに含まれる内容(テーマ)は大きく異なってくるのです。

例えば「教育」という点。

ご存知のように、中国では大学入学試験によって人生が決まります。そしてそれに向けて幼少期から英才教育を施し、同時に情操教育としてピアノやバレエ、絵画や書道などを学ばせます。

例えば日本でも報道された中国での「未成年への塾の禁止」は、中国の親世代にとっては非常に大きなインパクトを与えました。「大学受験は変わらずに存在している。しかし塾に通わせられない…」といった新たな悩みが生まれています。

更に、日本では義務教育の場合、住民票のある自治体から案内が届きますが、中国ではこうした案内が届かないケースが多くあります。
その分、親たちはなんとかして自分の子供をレベルの高い小学校に通わせるため、日々情報を収集し、入学のための準備(人脈などを利用しても)を進めています。

しかし、中国のこうした教育事情を知らなければ、中国の方々と教育について話しをすることはできませんし、こうした子供の教育に関する言葉を知っている必要があります。

例えば「早教」や「補習班」、「教師節」、「学区房(一部では禁止されつつある)」などなど、親たちの教育ホットワードは多岐にわたります。

こうした事情を知らずに会話をしても「ふーん」と聞いているだけで終わってしまい、会話が膨らむことはありません。

いわゆる「日常会話」を膨らませ、続かせるためにはこうした事情や関連している言葉を、基礎として知っている必要があります。

つまり中国語会話で必要となるのは、中国社会に対する理解力なのです。

「HSK4級取得=1200語を習得=日常会話ができる」というわけではなく、そこに新たに中国社会生活に根差した言葉を追加していく必要があるということでしょう。

また中国の方々から見れば「この人は中国の社会を理解してくれている=自分たちの悩みや喜びを知っている」という印象を持たれ、信頼度が増すことでより活発な会話を行うことができるでしょう。

テーマ探しをするにもってこいの中国SNS

やはり中国語で会話をするのであれば、なるべくホットな話題でありたいもの。
そんな話題選びは、日本にいると報道などで入っているわずかな情報に頼るしかありません。

しかし、日本で報道された時にはすでに中国では「当たり前」の事柄になっており、「いまさらその話?」などと言われてしまうこともあります。

例えば、中国における「JKファッションブーム」。

中国現地では2020年上半期ごろから火がついていましたが、日本で注目、本格的に報道されるようになったのは2021年に入ってからです。

よほどの大事件でない限り、半年から1年のタイムラグがあると見ていいでしょう。

こうした日本国内の報道だよりの情報収集では、中国の人たちと同じ目線で会話をするには遅いケースが多いのです。

そこで役立てたいのがSNS。

微博、微信、小紅書といった中国国内で広く使用されているSNSです。
(「抖音」も必要ですが、中国版は日本では小技を使わないとダウンロードできない)

一例として微博を開いて見てみましょう。

トップページにはフォローしていたり興味のある内容がタイムラインに流れてきますが、その右手側には「微信熱捜」という、話題ランキングがあります。

これはまさに、今、中国の人たちが関心がある話題といえるでしょう。

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また中国における検索エンジントップの「百度」でも、検索ホットワードなどが表示されるようになっています。

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こちらも検索データやニュースランキングで、中国の方々が日々、「日常会話」として登場するキーワードだと言えると思います。

こうしたキーワードを知っていることも重要ですが、「知っているだけ」ではもちろんダメです。
そのテーマがなぜ注目されているのかなどの社会的背景、そしてどういう論調が主なのかといった事を日々調べ、考えること。

同時に、同様のケースが日本であればどうなのか、という事を考え、それを中国語で説明できるようにしておくと、より良いでしょう。

では、次回はこうした中国の事情や日本の事情をどのようにして会話に活かすのか?効果的な会話トレーニングとは?について考えていきたいと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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白圭 HAKUKEI

白圭 HAKUKEI

東京在住の謎の中国ウォッチャー。自称「東瀛狂人」。 華東師範大学の本科、碩士過程に留学。卒業後は現地で就職するなど20年以上中国と日本に関わる。 また時折、都内の「日本語があまり通じない中国料理店」を探しては出没する。 「意識と目線は低く!」をモットーとした中国ライターとして、中国の社会、消費ネタからB級以下のネタまでをこよなく愛しつつ、常に中国情報をウォッチして別名義にて日本向けの中国情報を発信中。 好きな中華料理は「鍋包肉」、好きな中国のお菓子は「琥珀核桃」。