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中級~高級単語量を増やしつつ、中国語会話に慣れる方法

blankこの記事を書いた人
中国語ウォッチャー・ライター
白圭HAKUKEI


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皆さん、こんにちは。今回は、前回書いた記事の続きになります。
前回の記事は「こちら

筆者は留学から数えて20年ほど中国とお付き合いしており、今でも日常的に中国語で話したり書き物をしております。

そんな筆者に寄せらる中国語学習に関するお悩みとして多いのが「単語量が増えない」や「会話が上達しない」というもの。

ただ、正直言って私も自分がどうやって会話ができるようになったのかハッキリと理解しているわけではありません。
自信を持って言えるのは、熱心に単語の暗記とかをしてこなかったに違いないということ(苦笑)。

そんな筆者が「たぶん、結果としてこれが良かったんだろうな」という、当時は完全に遊び気分、暇つぶし程度でやっていたんですが、結果として自身の中国語能力を高められた部分をまとめてみました

「説明する」という事で自身の語彙量が増える

筆者がやっていたのは「説明する」習慣です。

そう、まさに、そのまま「説明する」ということ。

「これはこうで」、「あれはああで」、と物事を他の言葉に置き換えつつ、相手が理解できるようにするという事です。

これだけ聞くと、

「それって、語彙量が増えてからできるんじゃない?」

と思われるかもしれません。

しかし、個人的には「語彙量が少ない時にやたらやった」記憶があり、それが最も自分の中で中国語能力を高めたという経験になっています。

すなわち、語彙量が少ないから“こそ”、自分が欲しいものや必要なもの、伝えたいコトを、いろんな方法で説明しなくてはならないわけで、それに注力することで中国語能力は飛躍的に向上する、と言いたいのです。

簡単な事例を紹介します。

「椅子」が欲しいが、中国語でなんと言えば良いか分からないという場合(簡単な言葉なので皆さん知っていると思いますが、あくまでも例えで)。

「椅子」という単語を知らなくても、少なくとも「座る」とか「休む」、「このくらい」、「こんな形」とか、関連の単語を思い浮かべることができます。

そうした単語&ジェスチャーで無理やり伝えようとする。

ここでいう「説明」とは、そういうようなことです。

分からないことを中国語で説明しつつ社会を知る

では、その説明を使ってどのように語学力を高めるのか、簡単に見てみましょう(※あくまでも個人の経験に基づく内容です)。

1.とにかく聞きたい内容の準備をする

留学していて見るものすべてが新鮮だった筆者、今と変わらず素直で、ピュアで、よい子だったなぁ…と思い出すたびに感じます。

なので、ずっとテレビのニュースなんかを見ておりましたが、いろんなニュース、街角ネタに興味をひかれることが多くありました。

しかし、中国語レベルが低いので、細かな内容までは把握できません。

「でも知りたい」。

ということで、次の日にその気になった内容を先生に聞いてみることにしました。

幸い、

  • 先生は日本が喋れない。
  • 私は英語が喋れない。
  • 日本人のクラスメートは部屋で真面目にゲーム三昧のため、クラスに来ない=他者に気兼ねする必要がない

という環境だったので、とりあえずなんか気になったニュースを聞きまくっていました。

しかし、留学間もないころでしたので語彙量が足りるはずもありません。

そこで1stステップ。

「準備する」のです。

準備する内容は以下の項目。

①ニュースやドラマで見た光景
分かる範囲で日本語で書き出し、中国語の単語を調べておく

②中国語のテロップなどを覚えられる限りはメモっておく
これも中国語でメモって後で意味、というか読み方を調べておくとなお可

③そのほか、それに関連した思いついたキーワード
とにかく見てて気が付いた言葉などをメモっておく

④聞きたい内容を形だけ話せるように、表現(文法)などを辞書などを使いながら調べておく
基本的な文法で結構伝わるので、あとはそれに合わせて単語を入れ替えるイメージを作っておくと会話が滑らかに進みます。

これで準備の第一段階は終了です。

2.そのことに関連した日本の状況を調べておく

これで、中国の人と話す準備はできたのですが、個人的な目的としては「話をする」ことではなくて、「知りたい」ということなのです。

このままでは質問して、答えを返されてそれで終わり。でも、欲しい話を「聞き出さなきゃいけない」のです。

そこで、「じゃぁ、そのトークテーマの日本の状況をぶつけたらどう返ってくるか」ということを思い至った次第で、そこで次の2ndに入りますが、意外にこの準備をしない人が多いかと思います。

その準備とは「日本の状況を中国語で伝えられるようにする」ことで、以下の内容。

①日本ではこんな感じ、を書き出す
とりあえず、その内容で思いつく日本の状況を書き出して単語を探しておく。

②日本人はこんな風に思っている
日本人を代表した気分で「日本人ってこう考えるんだけど」的なことを書き出して、言葉を調べておく。
これは日本語でメモって、横に中国語を書いておくと語彙量は上がります。

③いろんな背景も調べておく
物事によっては歴史的な背景があるので、調べておく。

とまぁ、準備をするのはこれくらいです。

こうやって書いていくと膨大な量に思えますが、メモ程度のモノばっかりで、あとは「明日どうやって話そうかな~。あ、この言い方まだ知らないなぁ」といった感じで、とりあえず考えつつ、知らない表現(文法)や単語を探していました。

超かっこよく、ビジネスシーン的な事を言えば

「トークスクリプト」

といったようなものを事前に考えていたということになるでしょうか。

あとは話す

で、翌日のお目当ての授業。

案の定、ほかの日本人学生はいない。前の日にスタンバっておいたことを、先生にぶつけてみる、見たことを「説明する」、知りたいことを「説明する」といった事を繰り返すだけです。

その時に必要なのが

・とにかく話す→相手は中国語を教えるのが仕事なので、聞いてくれる。
・筆談も交える→漢字圏の必殺技
・あとは身振り手振り→パントマイムみたいな感じにもなる。

それだけでもなんとかなりますし、その行為によって覚える言葉も極めて多かったように感じています。

社会理解と会話力の相互向上作用

最後にこの方法で気づいたメリットをお伝えします。

お分かりかと思いますが、筆者は基本おバカで勉強が出来るほうではありません。この時は完全にゲーム気分、面白八割でした。

でも、後々考えれば、それって結構役に立ったなと

役に立った点を言えば以下の数点です。

①会話をするときに方向性があるので、会話量が増える
②中国社会に根差した単語や表現が増えるある事象に対する中国の状況、またその日本との差、およびその背景を理解できる
④ある事象に対する中国の状況、またその日本との差、およびその背景を理解できる

つまり、

会話する⇒社会に根付いた単語を覚える⇒社会背景を理解する⇒より会話ができるようになる。

といったサイクルが知らない間にぐるぐる回っていたわけです。

もちろん、そうした会話ができるためには、中国の人が普段見聞きしている社会の出来事について知らなければなりません。

では次回は、そうした会話のネタ拾いに役立つ「中国のSNS」について解説してみたいと思います。

それでは今日はこの辺で。 最後までお読み頂き、ありがとうございました

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白圭 HAKUKEI

白圭 HAKUKEI

東京在住の謎の中国ウォッチャー。自称「東瀛狂人」。 華東師範大学の本科、碩士過程に留学。卒業後は現地で就職するなど20年以上中国と日本に関わる。 また時折、都内の「日本語があまり通じない中国料理店」を探しては出没する。 「意識と目線は低く!」をモットーとした中国ライターとして、中国の社会、消費ネタからB級以下のネタまでをこよなく愛しつつ、常に中国情報をウォッチして別名義にて日本向けの中国情報を発信中。 好きな中華料理は「鍋包肉」、好きな中国のお菓子は「琥珀核桃」。